20131205 再挑戦
ラブジョイ彗星(C/2013 R1)を撮る2−



ポータブル赤道儀が復活したので、再挑戦してみた。
ただしポタ赤はバランサーがつけられないので、重量制限がある。
おまけに極軸望遠鏡もないので、正確な極軸合わせもなかなか困難。

そこで昔使っていたAi Nikkor 200mm f4SをD800に着けてみる。
周辺減光は甚だしいが、開放でF4の明るさがあり、何よりも軽量で使いやすい。
僕がNikon F2 Photomic A を使い始めたのが1978年。
お決まりの標準レンズ50mmに35mm、そして200mmを追加した後は55mmMicro(f2.8のひと世代前の通称サンハンと呼ばれたf3.5)を追加して、最後は28mm。
すべてマニュアルフォーカスで、僕のF2、F3の相棒となった。
出番は少なくなったけれど、今でもすべて現役である。

上の画像は、1分間露光を13枚、彗星核を基準に加算平均コンポジット処理したもの。
前回は苦しかったけれど、今度はどうかな。

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深夜に山の中で一人で撮っているとき、傍らに置くのは携帯ラジオ。
たいていはラジオ深夜便がお伴なのだけれど、この夜はラジオはそっちのけで、気がつくとYumingの「ジャコビニ彗星の日」を歌っていた。
動物との遭遇は避けたいのでラジオを鳴らすのだが、これだけ大声で歌っていれば寄っては来ないだろうと思ったら、笑えてきた。
笑いながら涙が出てくるのは、どうしてなのかなぁ。