気象庁アメダスデータ 小津
2008年9月2日8時から3日7時までの24時間降水量

※上図は気象庁発表のデータをグラフ化したものである。
 気象庁の気象観測所は、揖斐郡では揖斐川と小津の2ヶ所に設置されている。隣接する観測所には樽見があるにすぎない。
 このうち小津は降水量のみ観測される地域気象観測所(アメダス)で、揖斐川には気温・降水量・風向風速・日照時間が観測される地域気象観測所(アメダス)が、樽見にはこれに加えて積雪深も観測される地域気象観測所(アメダス)が設置されている。
 今回の豪雨で、小津の時間雨量がテレビなどで報道されたのは、このデータによる。しかし、徹夜で体感した降水量のピークはこれとは若干異なっている。最大のピークは3日の1時頃やってきて、しばらく小康の後、3時頃再び激しくなったように思う。今回のような局地的豪雨は、わずかな場所の違いによってずいぶん降水量が異なるように思う。今後このような局地的豪雨が増えるとしたら、気象観測ポイントが決定的に不足している、と思う。