4月の星空


はくちょう座 サドルと散光星雲群 を撮る




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カメラ SONY α7M3(IR custom)
鏡 筒  SD81S(リングスペーサーに換装)、SDフラットナーHD+レデューサーHD、625mm×0.79(F7.7→6.1)
赤道儀 SXD2、ノータッチガイド
ISO6400、露出時間 1033秒 (ダーク減算後加算コンポジット処理)

撮影開始 2025年04月27日01:26:50、揖斐谷






薄明直前 夏の天の川 を撮る




この日の月没は01時12分。そして天文薄明は04時07分。ちょうど上弦の月にあたり、月没後も月明かりが残る
春は星空に恵まれないことが多い。この夜も夜空が霞んでいる

今回は春の星空から宇宙を見る、を狙おうと考えたが下弦の月が強烈すぎた
まあ夏の天の川が見られただけ良しとしよう、とあっさりと獲得目標を変更

南天の方角は山の稜線が邪魔をする。またその向こうには名古屋方面からの強烈な光害が、これでもかと押し寄せる
おまけに、いつものことではあるけれど、人工衛星がひっきりなしに横切る
賑やかを通り過ぎて、もう少し静かな夜空がいい、というのは贅沢か

σクリッピングによる人工衛星の光跡を消そうかと思ったが、比較的低感度で長時間露光をかけて撮る良さもある。夜明け近くなって三脚は凍り付いているが、その分夜空の状態はいいだろうと無理して光跡を消すことをやめる

夏の天の川の右上には さそり座の1等星アンタレスがひときわ赤く輝く。天の川に沿って目を左上に向けると夏の大三角が容易に目に入る。わし座の1等星アルタイルの左下には、可愛いいるか座が寄り添っている

次は下弦の月あたりか

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14mm、ISO800、f2.0、60秒、マニュアルWB、LEE SP-31 ソフト №1、Raw
高感度NRはoff、長秒時NRはon、赤道儀で恒星追尾撮影、揖斐谷
SONY α7M4 + FE 14mm F1.8 GM

2025年04月05日03時29分