20160207 沈む冬の星座−揖斐谷−
新月が近いこの時期は冬の星座の撮り納めの季節。
外気温は氷点をはるかに下回り、結露しないかわりに機材が凍りついていく。
透明度の高い星空に冬の星座と冬の銀河が横たわる。
この冬は節約耐乏のサバイバル生活。
室温が5℃を下回るまでは暖房を入れないと心に決め、
ばかげた生活を送っている。
思い出せば子どもの頃、部屋全体を暖めるなんてありえなかった。
それでもみんな、普通に暮らしていた。
寒くたって着込めば平気、と強がってみる。
そのせいか夜空での撮影が苦にならなくなった。
いいことなのか、惨めなことなのかはわからないが。
Nikon D4S + AF-S NIKKOR 18-35mm f/3.5-4.5G ED。
ISO800、F3.5、2分×4枚を加算平均でコンポジット処理、プロソフトン(A)、赤道儀使用。