20150322 冬の星座を見送る(続)−揖斐谷−


1日ひどい黄砂(そしておそらくPM2.5も)が空一面を覆っていた。
夕方近くに通り雨が降ってから、空が少し澄んできた。

ただし濃尾平野の平野部は雷雨らしく、頻繁に発雷する。
AMラジオもひっきりなしに雑音を立てる。

なんとなく星が見えてきそうな予感に赤道儀を据える。
天文薄明の終わる頃、北極星が見えてきた。
黄砂+街路灯+自動車のヘッドライト+発雷が重なる4重の悪条件。

透明度がよくない空気の割には、くっきりと冬の銀河が写っている。
まあ、もう撮れないかと思った冬の星座。
見られただけで幸せと思うことにしよう。

2015年3月22日19時31分撮影。
Nikon D4S + AF-S NIKKOR 20mm f/1.8G ED。
ISO400、F2.8、2分、赤道儀使用、8枚画像を加算平均でコンポジット処理、

プロソフトン(A)は使用していないが、
シリウス、リゲルは黄砂のためフィルターがかかったようになっている。