2014年最後の星景を揖斐谷から撮る



20141228 揖斐谷からラヴジョイ彗星(C/2014 Q2)を撮る


今年最後の星景撮影はラヴジョイ彗星(C/2014 Q2)。
僕の家から数分のいつもの撮影場所へ移動。
猛烈な寒さだが、風はない。
その分透明度はやや悪い。

赤道儀を慎重にセットし、うさぎ座の辺りかなと見当をつけてまず撮影。
いたいた、彗星。
肉眼で見てみると、ぼんやりと明るく見えているのは気のせいか。
南の空は町明かりをひろうので、苦しい。

画像は0時2分撮影。

Nikon D800 + AF-S NIKKOR 58mm f/1.4G、ISO800、f2.0、30秒。







ラヴジョイ彗星(C/2014 Q2)

山に隠れるぎりぎりのタイミング。
レンズを交換して、赤道儀のバランサーを慎重に移動。
バツクラッシの悪影響を避けるために、やや東側に重心をかける。

画像は1分露光画像4枚を加算平均コンポジット処理したもの。
光害が激しくて、これが限界。

0時27分〜30分撮影。

Nikon D800 + AF-S VR Zoom-Nikkor ED 70-200mm F2.8G(IF)、Ai AF-S TELECONVERTER TC-17E II。
340mm、ISO1600、f4.8、1分×4枚。







オリオン大星雲M42

M42は中心部分と周辺の輝度差が激しい。
そのため露光を変えて加算平均処理をするのが一般的。
しかし今回は山際に隠れようとするタイミングのため、1枚画像のみ


0時57分撮影。

Nikon D800 + AF-S VR Zoom-Nikkor ED 70-200mm F2.8G(IF)、Ai AF-S TELECONVERTER TC-17E II。
340mm、ISO3200、f4.8、30秒。






オリオン座の散光星雲NGC2024

オリオンの三ツ星の東端にある散光星雲。
すぐ下にうっすらと馬頭星雲も見えるが、今日の透明度ではこれが限界。
正月には光害も少し収まるだろうが、冬型が強まると撮れないのが残念。

0時46分撮影。

Nikon D800 + AF-S VR Zoom-Nikkor ED 70-200mm F2.8G(IF)、Ai AF-S TELECONVERTER TC-17E II。
340mm、ISO1600、f4.8、1分。