20140223 春近い南宮山を歩く
夜の冷え込みは軒並み氷点下の日が続くが、昼は日差しが暖かい。
そんな1日、南宮山を歩いた。
最近はソロで山へ行くことが多くなったけれど、この日ばかりは大人数。
高山神社の上は遊歩道が凍りついていて、滑り止めが必要。
先週に比べてさすがに溶けていたけれど、冷たい伊吹おろしを受けて樹林の中は凍りついていた。
こんな低山で大袈裟だなあと思いながらも、やむを得まい。
僕は12本爪のアイゼンを、Y.H.君は6本爪の軽アイゼンを、他の皆さんにはピンの付いた滑り止めを着けてもらった。
町でも野良作業用としてしっかりした爪の付いた軽アイゼン風のグッズが売られているらしく、いろいろなものがあるもんだと感心。
展望台でY.H.君と僕の2台のガスストーブを使って珈琲タイム。
のんびりとした時間を過ごして下山後は、ケーキと珈琲で四方山談義。
この中の何人かのメンバーで、3月のスノーシューハイクの計画が決まったりして楽しい1日だった。
この冬は年末年始の強行軍がたたったらしく、めずらしく寝込んでしまった。
食べるものも、薬も無く、ただ野菜ジュースだけで3日間を寝て過ごした。
その後、体調は戻ったものの、個人的につらいことが続き、
自分を嫌悪したり、自身に腹立たしくなったりした日もあった。
でも、ようやく1つ先へ進めたかな、と最近になって思えるようになってきた。
半年以上にわたって、遠い寄り道をしたようにも感じるが、
どんな経験も無駄にはならないというから、きっと笑い話にできる日も来るだろう。
やっと1年が始まった、とそんなことを感じる1日だった。
楽しい山を一緒に過ごしていただけた皆さんに感謝。
また行きましょう。