20131010 冬の主役の登場−揖斐谷−
台風がもたらした湿った生暖かい空気は夜半過ぎても残った。
10月10日といえば以前は体育の日で、徳山村の村民運動会が開催された日でもあった。
廃村までの9年間、僕たちが毎年「徳山村の原始古代展」を開催してきたのがこの日だった。
一度も雨天中止にならなかったこの日。
僕が徳山村に暮らしていた頃は、周りの山山の頂が白くなっていた年も多かったが、今年はその気配なし。
いったいどうなっているのだろうか。
ちょうど2か月前のペルセ群の時は、明け方近くなって真夏のオリオンを見上げた。
今は夜半に、これから主役になろうとしている冬の星座たちを見上げる。
星だけは変わらず季節の移ろいを教えてくれる。
Nikon D3s + Ai AF Fisheye-Nikkor 16mm f/2.8D、所謂、対角線魚眼レンズ、超広角変換せず。
トーンカーブを調整し、ベルビア調に仕上げてみた。