2002年8月4日
長野県茅野市唐沢鉱泉より
茅野市内より八ヶ岳連峰を遠望する。25年前登った赤岳から渋ノ湯までの縦走コースを行きたかったが、今回は高山初デビューの娘が同行するため、天狗岳のみの山行きを計画した。いつかもう一度行ってみたい。 | |
早朝の雷雨のため、出発は6時30分。写真は唐沢鉱泉。ここのお風呂は大きな苔むした岩とシダが時代を感じさせ、とてもリラックスできる。下山後の入浴もできて、とても快適な山行きができる。夕食に、真夏だというのにしし鍋を食べたが、暑さも感じず、こんなところに標高の高さを感じた。 | |
9時13分 黒百合ヒュッテに到着。ヒュッテまでの溶岩のゴロゴロした道に娘は根をあげている。そう言えば25年前、こんな歩きにくい道に悪戦苦闘をして下山したなぁ。あの時、赤トンボが一杯いたっけ。断片的にいろいろなことを思い出した。天狗ノ奥庭へ続く緑の中の溶岩の道。その先には摺鉢池がある。朝の雷雨がうそのような青空が広がってきた。 | |
天狗ノ奥庭から東天狗岳(左)と西天狗岳(右)を見る。まだまだ続くよ溶岩ゴロゴロ道。天狗ノ奥庭には可憐なトウヤクリンドウが一杯咲いていた。雲行きが心配なので先を急ぎたいが、歩きにくく閉口してしまう。 | |
東天狗岳頂から西天狗岳を見る。ますます怪しい気配の空模様。 | |
西天狗岳山頂。東天狗より広く、ここで昼食を摂る。雨が心配なのでできるだけ早く出発する。 | |
第2展望台から西天狗岳を振り返る。一気にここまで急降下する。よく見ると、溶岩にへばりつくように登っている人の姿が確認できる。みんな頑張って!!この青空も一瞬で、また、すぐ曇ってくる。先を急ごう。 | |
厚くたれ込めた雲の合間から一瞬だけ赤岳・横岳の主稜線が見える。懐かしく、嬉しかった。この後、雷雨となり、14時30分に唐沢鉱泉に降りる。 |