幻日








7/17開講のαアカデミー名古屋「ペルセウス座流星群撮影講座」のガイドブック(74ページ)が完成。
プレゼンⅠ・Ⅱも制作し、今は校正を繰り返している。
呆れるぐらいに手直しが多いが、いい講座にしたいのでぎりぎりまで粘ろう。


 ■■ αアカデミー名古屋 ■■
  篠田通弘の写真講座ペルセウス座流星群撮影講座
  2021年7月17日 開講


毎日23時頃まで校正作業とそれに疲れたら数学の勉強。
大学入学共通テストレベルの問題だから、そんなに難しい勉強をしているわけではない。
それでも毎日何題か解かないと気が済まない。
かれこれ15年間、こんな生活。
人に言うと変に思われるだろうか。
収入を考えずに勉強だけしていればよい生活があるとしたら、どんなに幸せだろうか。

さて、この日は夕方に梅雨明けを期待させるような激しい雷雨がやってきて、一気に気温が下がった。
この時期としては強い寒気が入り込んでいるようで、激しい雷鳴と短時間ながら襲ってきた豪雨。
夕方までには雨は上がって、夏とは思えないような澄んだ青空が、ほんの少しだけ顔を出した。

梅雨明けも間近か、と思って西の空を見ると太陽の左に幻日が。
太陽高度が高い時にしか出現しない環水平アークと違って、太陽とほぼ同じ高度に出現する。
時々見かける環水平アークに比べ、滅多に出会わない幻日。
日本列島に流入している寒気が氷晶をより発達させたのだろうか。
太陽に近い側が赤色に、遠い側が少し紫を帯びている。
プリズムを考えると分かりやすい。

慌てて車からカメラを出して撮影。
幻日は吉兆とか。
この分なら来月のペルセ群は期待できるかも、と都合の良い解釈に微笑んでは、慌てて周りを見回す。

ちょっと怪しく見えたかもしれない。



                   2021年7月12日18時40分撮影