200912 「明星に 輝きゆく ISS」

※雲一つない未明の空をISS(国際宇宙ステーション)が通り過ぎた。
途中一瞬輝きが増したのは、ISSの太陽電池パネルと朝日の角度によるものか。
この日の撮影場所として選んだのは、金生山明星輪寺本堂。
左に磨崖仏が見下ろす。
暗闇の中、副住職冨田精運氏と一緒に三脚を構えた。
撮影のため、本堂の明かりやセンサーライトを一時止めていただくなどのご配慮をいただき、感謝。
前日になって軌道が修正され、最大仰角が71度と発表された。
このため、せっかく本堂に灯された蝋燭を取り込むことは断念したが、結果としてもう少し下げられたかな。
ISSは美しく光り輝きながら、明星輪寺の上に出た北斗七星を横切った。

さて、金生山明星輪寺本堂が北極星を背負っていることに注目していただきたい。
同時に、以前「明けの明星」輝く画像を紹介したことを覚えておられるだろうか。
これらのことは山林寺院としての本寺院を成立せしめた大きな要因、と考えている。
これについては稿を改めて別の場所で考察したい。